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山本 昌彦; 堀籠 和志; 久野 剛彦
Applied Radiation and Isotopes, 190, p.110460_1 - 110460_7, 2022/12
被引用回数:1 パーセンタイル:31.61(Chemistry, Inorganic & Nuclear)加熱重量法によるUO中のU含有量の測定について検討した。測定条件を最適化し、加熱温度は900C、加熱時間は60分、サンプル採取量は1gに設定した。また、本法に係る不確かさを評価するとともに、加熱重量法によるU測定値について、同位体希釈質量分析法(IDMS)による測定値と比較して検証した。その結果、加熱重量法で得たUO中のU含有量は、0.782360.00051g/g (k=2)であり、IDMSによる測定値(0.782710.00049g/g)と不確かさの範囲内で一致した。これらの結果より、加熱重量法によりUO中のUを正確かつ高精度に測定できることが分かった。
山下 利之; 大内 金二; 高橋 和夫; 藤野 威男
Transuranium Elements; A Half Century, p.451 - 456, 1992/00
リチウム・プルトニウム複合酸化物の生成に関して、反応挙動及び反応条件を熱重量法及びX線回折法を用いて調べた。水酸化リチウムとPuOとを機械的に混合して酸素中で反応させた場合には、純粋なLiPuO及びLiPuOとが得られた。硝酸リチウム及び水酸化リチウムを溶液としてPuOに加えた場合には、生成物は反応温度により、PuOとLiPuO又はLiPuOとの2相混合物となった。リチウム塩とPuOとの反応を熱重量法で調べた結果、LiNOPuO系ではPuOはリチウム塩の分解生成物であるLiOと反応するのに対し、LiOH-PuO系ではこれに加え、LiOHそれ自身とも反応を起こすことが明らかになった。生成したリチウム・プルトニウム複合酸化物は1Mの希硝酸に2分以内に溶解した。